子供の頃の親子関係はその後の人生に大きく影響してきます。
なぜかと言えば、他人とのコミュニケーションの基礎が、子供の頃の親子関係によって出来上がるからです。
ですが、困ったことに私たちは、そのことを自覚していません。
ですから、大人になって人間関係で問題が起こった時に、何が問題なのかが良く分からなくなってしまいます。
人間関係の問題が起こった時には、まず自分の子供の頃の親子関係を見直すと良いです。
なぜ子供の頃の親子関係が大人になって影響するのか?
大人になった時に、自分が親と同じような言動をとっていることに気が付くことがあります。
それは、子供の頃に親の言動を学んだからです。
子供の頃の親子関係によって、私たちはコミュニケーションの基礎を作ります。
子供の頃の親子関係がコミュニケーションの基礎
子供の頃は、親が全てです。
親に世話をしてもらうことで、生きていくことが出来る状態です。
そして、自分が親にどのように扱われたのかということを基にして、他人とどのようにコミュニケーションをとればよいかを学びます。
ですが、ここに問題が一つあります。
それは、6歳までは理屈抜きに親の言動を受け取ってしまうということです。
6歳までは理屈抜きに親の言うことを受け入れてしまう
6歳ごろまでは、理性の発達が未熟なために、子供は親の言動をそのまま受け取ってしまいます。
親の事情や、言葉の裏にある意味を解釈することができません。
ですから、親に邪魔と言われれば、自分は邪魔であると思い、親にいらない子だと言われれば、自分はいらない子であると本気で受け取ります。
そして、それがそのまま他人とのコミュニケーションの基礎になります。
ですが、6歳ごろまでに学習したことは、意識して学習したことではないので、親の言動を学習したという自覚がありません。
ですから、大人になって人間関係の問題が起こった時に、何が問題なのかがわからなくなってしまいます。
大人になって子供の頃の親子関係をやり直す方法
大人になった時に起こる人間関係の問題のほとんどは、子供の頃の親子関係に原因があります。
ですから、人間関係の問題を解決するには、子供の頃の親子関係のやり直しが必要になります。
どのようにすれば良いのかというと、一つは恋人関係や夫婦関係の中でやり直していく方法です。
多くの方が、無意識にこの関係の中で、親子関係のやり直しをしようとしています。
本当の意味で、自分を受け入れてくれる相手であれば、日々のコミュニケーションの中で、癒されていきます。
もう一つの方法は、自分で自分を癒し、親子関係のやり直しをする方法です。
大人になった自分であれば、自分が自分の親になり、子供の自分を癒すことができます。
自分は本当は何を求めていて、どうしたいのかをしっかりと見つめましょう。
それは、子供の頃に親に与えてもらえなかったものです。
今のあなたであれば、自分にそれを与えることができます。
まずは、自分の中を内観することから始めましょう。
この記事は以上になります。
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