毒親の対処法

毒親の対処法

毒親問題は、短期的にも長期的にも対処をする必要があります。

何故かと言えば、対処をしない限りは、あなたは毒親のコントロール下にあり続け、自分の人生を生きることが出来ないからです。

対処をするというのは、毒親のコントロールから抜けるということです。

コントロールされているので、意識上では毒親を嫌がっていても、無意識では毒親のコントロール下にあり続けようとします。

毒親のコントロールから抜けるには、対処をするという意思が必要です。

毒親の対処法

毒親の対処法には、あなたが子供の場合と大人の場合とで大きく変わります。

あなたが子供の場合

あなたが子供の場合(生活上親の保護が必要な状態)は、生きる上で毒親が必要な状態です。

生きる上で毒親が必要な状態では、対処することが出来ません。

なぜなら、毒親は生きる上で自分が必要であるということを盾にして、あなたをコントロールするからです。

ですから、毒親に対処するには、生きることを親に頼らない状態になる必があります。

身体的・精神的な虐待がある場合

身体的・精神的な虐待がある場合には、行政の力を頼る必要があります。

信頼できる人がいるのであれば相談し、いないのであれば役所などに相談しましょう。

あなたは、保護が必要な状態です。

生活を自立できる状態にする

身体的・精神的な虐待がなく、すぐに対処する必要がない場合には、生活上で親から自立することが必要です。

生活上、親に頼る必要がなくなったら、毒親に傷つけられた自分自身を癒していくという段階に入ります。 

あなたが大人の場合

あなたが大人の場合(生活上、親に頼る必要がない)、傷ついた自分自身を癒していくことが必要です。

毒親を変えようとしないこと

ここで、まず大切なのは毒親を変えようとしないということです。

対処するというと、毒親を良い親に変えようとすることだと思われるかもしれませんが、違います。

多くの場合で、毒親は変わりません。

毒親は、あなたを心から愛せる状態ではなく、毒親が変わるのだとすれば、毒親自身が変わろうという意思を持つ必要があります。

ですが、それはなかなか難しいことです。

では、どうすれば良いのかと思われるかもしれませんが、実は毒親がそのままでもあなたの問題は解決します。

毒親が変わらなくてもあなたは癒される

多くの方は、毒親が変わらないと自分の苦しみ、問題が解決しないと考えています。

ですが、あなたの苦しみ、問題は毒親がそのままでも解決します。

なぜなら、あなたの苦しみ、問題はあなたの信念体系と抑圧した感情が作り出したものだからです。

毒親の問題は、自分の中の信念体系と抑圧した感情が作り出しているという事実に、毒親が変わらなくても、自分で解決ができるという可能性が生まれます。

毒親を許す必要はない

毒親に対処する際に、多くの方が行ってしまうのが、毒親を許そうとすることです。

ですが、毒親を許せない状態で、毒親を許す必要はありません。

なぜなら、毒親を許せないのは、抑圧した怒りや悲しみがあるからです。

毒親を無理に許そうとすると、抑圧した怒りや悲しみが解消されることがなくなります。

抑圧した怒りや悲しみが残り続ける限り、毒親問題は解決しません。

自分が癒されると、自然に毒親を許せる状態になります。

まずは、自分を癒すことが大切です。

※毒親を無理やりにではなく許す方法はこちらでご説明しています。

毒親と対決する必要はない

毒親に対しては、どうしても認められたり、受け入れられたり、愛されたりしたくなります。

ですから、毒親に対して、自分の思いをぶつけたり、変わるように説得したりしたくなります。

ですが、毒親があなたからのアプローチで変わることはありません。

ですから、多くの場合で怒りや悲しみ、失望感が強まってしまいます。

繰り返しになりますが、あなたの苦しみや問題は、毒親が変わることではなく、あなたが癒されることで解決します。

毒親と対決するのは、自分が癒された後です。

自分が癒された後であれば、毒親を求める気持ちがないので、冷静に対処することができます。

あなたが癒される方法

毒親の問題を何とか解決したいのは、自分が苦しいからです。

まったく苦しくなければ、あなたは毒親問題を解決したいとは思いません。

では、何が苦しいのかというと、抑圧された感情と自己否定する信念体系です。

抑圧された感情

抑圧された感情は、あなたが日常で感じている怒りや悲しみや罪悪感です。

実は、今あなたが感じている苦しい感情の多くは、あなたが子供の頃から今までの間に抑圧した感情です。

※抑圧された感情についてはこちらの記事でご説明しています。

十数年間ため続けた感情があふれ出したものです。

感情は開放、発散されるまでなくなりません。

まずは、抑圧された感情を外に出していくことが必要です。

※抑圧された感情を開放、発散する方法はこちらの記事でご説明してます。

自己否定する信念体系

自己否定する信念体系というのは、

  • 自分は愛されない
  • 自分は認められない
  • 自分は頑張らないと愛されない
  • 自分は悪い
  • 自分は恥ずかしい

といった価値観、思い込み、信念を構成する思考の束です。

あなたは、毒親に育てられる中で、上記したような自己否定する信念体系を作り上げました。

そして、その信念体系を、今の自分の現実に当てはめて苦しんでいます。

あなたが、

  • パートナーに過剰に依存していまう
  • 仕事で頑張りすぎている
  • 人の役に立たないとここにいてはいけない気がする
  • 新しいことに挑戦出来ない
  • 感情をコントロールできない

といった状態にあるのは、自己否定する信念体系があるからです。

自己否定する信念体系は、自分の無意識を見ていくことで解体出来ます。

ですが、正直なところ自分だけで自分の信念体系を解体することは難しいです。

※自分で癒すことの難しさはこちらの記事でご説明しています。

なぜなら、おぼれている人がおぼれている人を助けられないのと同様に、自分が苦しんでいる時には、自分を苦しみから解放するのは難しいからです。

方法論としては、今自分が一番苦しい自己否定する信念をキッカケにして、掘り下げていくということをします。

何故自己否定するのか?その背後にはどんな信念があるのか?さらにその信念ができたのはなぜか?とどんどん無意識の領域に入っていきます。

そして、自己否定する信念体系を明らかにして、解体していくと、苦しみがなくなります。

この方法は、まずは専門家に助けてもらいながら行い、自分を癒す経験を重ねると自分でできるようになります。

苦しみが深ければセラピーが必要

毒親問題の苦しみには深さがあります。

苦しみが深くない場合には、すぐに対処する必要もありませんし、人生の問題を解決する過程で、自然と癒しが起こっていきます。

ですが、苦しみが深く、自分だけでは乗り越えられない時には、セラピーが有効です。

有効というのは、そのほうが早く解決するということです。

私は自分の経験上そのことを実感します。

私は、大変な遠回りをしました。

※私の経験、遠回りの過程はこちらでお話させて頂いています。

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手助けが必要な場合には、インナーチャイルドセラピーが助けになります。

この記事は以上になります。

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