愛着は抱っこと求めたら答えてくれる関係から形成される

愛着形成に重要な3つの関わり

愛着というのは、特別に選ばれた養育者との間に築かれる絆です。

人間の安心安全の感覚の元になる大切な絆です。

この絆が上手く形成されない状態を、愛着障害と言います。

愛着障害は、うつ病や不安障害、人間関係などの問題、生き辛さの問題の原因になります。

では、愛着というのはどのような関わりによって形成されるのでしょうか?

※愛着障害についてはこちらでご説明しています。

愛着形成に重要な3つの関わり

愛着が上手く形成されると、人間の安心安全の感覚がしっかりつくられます。

安心安全の感覚があると、人は人間関係が上手くいきます。

困ったときには、人に頼ることが出来て、嫌なことは断ることが出来ます。

また、新しいことに挑戦出来たり、人との関係を楽しむことができます。

この愛着はどのように作られるのかというと、特別な一人の養育者との関わりからです。

愛着形成にとって重要な関わりは3つあります。

言葉がけ

言葉をかけながら、子供と関わることは愛着形成にとって重要です。

赤ちゃんの頃から、言葉がけを行いましょう。

そして、子供が言葉を理解するようになったら、子供の肯定的な面に対して言葉がけをしましょう。

もちろん、全ての言葉がけに対してではなく、本当にそう思える時です。

肯定的な言葉がけは、心理学でいうリフレーミングというやり方が有効です。

※リフレーミングについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

スキンシップ

子供にとって、スキンシップは不可欠です。

特に、抱っこというのは、赤ちゃんにとって絶対に必要なものです。

赤ちゃんは、肌のふれあいがないと生きていけません。

抱っこによって、人間は安心の感覚と安全であるという感覚を学びます。

そして、抱っこは特別な一人の養育者(多くの場合で母親)によるものに限ります。

沢山の人に抱っこされても、母親に抱っこされなければ愛着は形成されません。

母親による抱っこが愛着形成の基礎になります。

アイコンタクト

愛着形成においてアイコンタクトはとても重要です。

母親に見られていることを、子供は常に感じています。

見られていることで、大事に思われていると感じます。

子供が良く親に「見て!見て!」というのは、愛着を形成しようとしているからです。

ですから、子供のことを見ない関わりは、愛着を傷つけます。

最近では、スマートフォンを見ながら子供との関わりを行う方がいらっしゃいますが、やめたほうが良いです。

しっかりと、子供とアイコンタクトをとりましょう。

求めにすぐに応じる関係が大事

愛着の形成には、言葉がけ・スキンシップ・アイコンタクトが重要です。

そして、この関わりを子供が求めたらすぐに応じてあげることも重要です。

赤ちゃんであれば、泣いたらオムツをすぐにかえてあげたり、あやしてあげること。

子供であれば、元気がなかったらすぐに気が付いて言葉がけをしてあげること、自分が体験したことを話そうとしている時にはすぐに聞いてあげることなどです。

愛着がうまく形成されないと安心・安全・自己重要感が育まれない

愛着というのは、人間が生きていく上での基礎になる安心・安全・自己重要感の基礎になっています。

ですから、愛着がうまく形成されないと、問題を抱えたり、生き辛さを感じます。

大人になって感じる自信のなさや、劣等感、ここにいてはいけない感じは愛着がうまく形成されていないことが原因です。

愛着形成は、大人になってもやり直すことができます。

この記事は以上になります。