愛着障害の5つの特徴

愛着障害の5つの特徴

愛着というのは、子供の頃に作られる特定の養育者(多くの場合で母親)との絆です。

そして、愛着は、人間にとっての安心安全の感覚、自己重要感の基礎になるものです。

ですから、愛着障害の人は、安心安全な感じと自己重要感が薄く、その影響で様々な人生のトラブルを抱えます。

愛着障害の人には、5つの特徴があります。

愛着障害の5つの特徴

愛着障害の人には、自分は大丈夫であるという柱がありません。

ですから、自分が不安定で、不安で、何かに頼りたくなります。

そして、自分を安定させるものを探し続ける人生を送ります。

親に執着する

愛着障害の人は、自分を安心させてくれるもの、安定させてくれるものを求めています。

まず、愛着障害の人が、求めるのが自分の親です。

本来は、子供の頃に親から与えられるべきだった安心安定を、大人になっても求め続けます。

ですから、親に執着します。

執着する方法は、過度の敵意か過度の従順です。

敵意をもつか、従うかです。

このどちらも、結局は親に執着している状態です。

安定した愛着をもっている人は、親から求める必要がないので、親に執着しません。

親に執着している限りは、親から自立ができません。

人間関係の距離感がとれない

愛着障害の人は、人間関係の適度な距離感がとれません。

人間関係の距離感は、自分がしっかりしていないと、不安定になります。

距離が近すぎたり、遠すぎたり。

愛着障害の人は、安心安全の感覚が薄いので、過度に自分を守ろうとして人を遠ざけたり、過度に依存して人に近づきすぎたりを繰り返してしまいます。

人やモノに依存する

愛着障害の人は、自分が安定していないので、人やモノに依存する傾向があります。

恋愛でパートナーに依存してしまったり、アルコールやモノを集めることに依存してしまったりします。

人やモノは、子供の頃に与えてもらえなかった愛着の代用品です。

ストレスに弱く傷つきやすい

愛着障害の人は、自己重要感が低いです。

子供の頃に、自分は大切な存在であることを感じさせてもらえなかったからです。

自己重要感が低いので、ストレスに弱く、傷つきやすいです。

自己実現が出来ない

愛着障害の人の一番の問題は、自己実現が出来ないことです。

愛着というのは、心の安全基地であり、安心安全の感覚の元になるものです。

※愛着の安全基地の内在化についてはこちらでご説明しています。

そして、自分の心の中に安全基地があることで、外界の様々なことに対して挑戦していくことが出来ます。

子供が、母親から離れて行動することが出来るようになっていくことと同じです。

愛着障害の人は、心の中に安全基地がないので、自分の能力を生かすために挑戦していくことが出来ません。

ですから、自分の可能性の芽を摘んでしまったり、はじめから諦めてしまったりしてしまいます。

以上が愛着障害の人の5つの特徴です。

 

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