アダルトチルドレンというのは、幼少期の家庭環境によって、安全・安心・自己重要感といった自立するために必要な感覚が、上手く作られなかった人のことを言います。
アダルトチルドレンというのは、病気ではありません。
ですが、突然友人やパートナーから、自分はアダルトチルドレンであると言われると、どう接すれば良いのかわからなくなってしまいます。
パートナーや友人がアダルトチルドレンだった時の付き合い方
アダルトチルドレンは、幼少期の家庭環境が原因になります。
そして、家庭環境というのは、どの家族も何かしらの問題を抱えているものです。
ですから、誰しも、アダルトチルドレンの要素を持っています。
ですが、生き辛さを感じてしまう状態になってしまうと、社会生活や人間関係において問題が起こってしまいます。
パートナーや友人があなたに、自分はアダルトチルドレンであると伝えたということは、何かしらの生き辛さがあり、その辛さをあなたにわかって欲しいと感じているということです。
パートナーや友人があなたに求めているもの
パートナーや友人は、あなたに求めているものがあります。
そして、その求めているものは、本来であれば、幼少期に母親や父親から貰えるはずだったものです。
愛される経験・受け入れられる経験・守られているという経験・大丈夫であるという経験などです。
パートナーや友人は、無意識にこうしたものをあなたに求めています。
アダルトチルドレンの問題をあなたが解決しようとする必要はない
パートナーや友人は、あなたに求めているものがありますが、あなたがそれに答える必要はありません。
なぜなら、あなたはパートナーや友人の母親や父親の代わりにはなれないからです。
母親や父親という役割は、自己犠牲が必要になります。
もしも、あなたがパートナーや友人の求めに答えるのであれば、多大な自己犠牲が必要になり、あなたは疲弊してしまいます。
ですから、あなたが疲弊せずに、パートナや友人に与えられるものだけを与えるだけで十分です。
夫婦であるなら母親・父親の代わりが出来る
結婚というのは、お互いにとって一生続くセラピーであると言われています。
つまり、幼少期に満たされなかった思いを、お互いに満たし合うことが出来る関係ということです。
そこには、辛さや苦しさが伴いますが、夫婦であれば、母親・父親の代わりが出来ます。
ですが、相手が何を求め、どのように答えれば良いのかわからない時があります。
そんな時には、いまいカウンセリングルームのインナーチャイルドセラピーがお力になれます。
相手がどのような思いを持っていて、どのようなことを満たして欲しいのかを、明らかにして、解消していくことができます。
この記事は以上になります。